ご挨拶

鎌倉市薬剤師会 会長 金林 茂平成30年5月28日に開催された鎌倉市薬剤師会総会において、私、金林茂が会長に選任されました。
前会長の小宮先生は5期10年という長期に渡り多くの課題について議論、決定をされてきました。それだけに私も就任に関して大変責任を感じているところでございます。鎌倉市薬剤師会は120年余り前の鎌倉薬業組合にはじまり、戦後の昭和23年に大船町・深沢村が鎌倉市に編入し現在の鎌倉市薬剤師会となった歴史ある職能団体です。
戦後60年余りの間に、医療、薬局を取り巻く環境は激変しておりますが、それぞれの時代の薬剤師会役員、会員がその制度改革等に対応してまいりました。
そして、医薬分業率が70%を超え、またIT化の進む中、鎌倉市薬剤師会ホームページを利用し、市民、県民の皆様方に情報を提供していきたいと思っております。
薬局・薬剤師の仕事は、処方せん調剤・医療相談、一般用医薬品の販売・指導、漢方薬の相談・製造販売のみならず、公衆衛生、保健活動、学校薬剤師としての学校の環境衛生検査、薬物乱用防止活動、医薬品適正使用の講習会、災害時救護活動、在宅・介護訪問薬剤師等、幅広い活動をしております。
毎月15日に発行される「鎌倉衛生時報」には薬剤師の立場から市民に役立つ記事を会員が書き掲載しております。
また、毎年10月の第3日曜日を目安に「薬と健康フェアかまくら」を開催し、多くの市民が、健康検査、お薬相談等に来場されます。
そして、薬剤師自身の継続的な生涯学習を支援するために、薬剤師会主催の研修会を開催し、医療現場等で常に薬剤師が最新の情報を市民の皆様に提供できるよう、また、医師から処方された薬の意義を分かり易く解説できるように、探究心と自己研鑽を絶やさぬようにしております。
このように、薬剤師は調剤や医薬品の供給はもとより、保健、医療、福祉、全般に渡り地域住民の皆様にとって「気軽な相談者」です。
どうぞ、疑問に感じたことはお気軽に薬剤師にご相談下さい。

沿革

鎌倉市薬剤師会は明治時代、鎌倉薬業組合に始まり、明治23年(1890年)神奈川県薬剤師会発足に伴い鎌倉支部になりました。
昭和23年(1948年)に大船町・深沢村が鎌倉市に編入され現在の鎌倉市薬剤師会に至っております。

歴代会長

(戦後の鎌倉市薬剤師会)
遠藤 賢二
佐藤惣太郎
馬場 糸蔵
遠藤 道夫
斉藤 新一
丸山 修作
脇田 務
村木 茂
宮地 昇
小宮 賢一

役員紹介

会 長・金林茂(星薬大H.2卒;会務全般・実務実習・災害時対策)
副会長・長津雅則(明薬大院H.6卒;筆頭副会長、会務全般・医療保険)
副会長・鈴木大介(昭和薬科大H.5卒;会務全般・保険薬局部会長・生涯教育)
理 事・早川恵久 (明薬大S.50卒;財務・会計)
理 事・松村夕起子(北陸大・薬S.60卒;衛生時報編集委員・学校薬剤師部会会計)
理 事・大澤佳奈子( 神戸学院大・薬H.1卒;学校薬剤師部会長・公衆衛生)
理 事・小川亮子(東薬大H.2卒 ;地域連携・在宅・災害時対策)
理 事・寺杣智子(帝京大・薬H.4卒 ;地域保健)
理 事・菅沼賢吾(共立薬大 H.18;医療安全・災害時対策)
理 事・柿沼貞之(東京薬科大学 S.55年 生涯教育)
理 事・小林奈津子(東京薬科大学院 H.6年)
理 事・髙村優子(名城大学 S.63卒;地域保健)
監 事・宮地 昇 (東薬大S.47卒)
監 事・小宮 賢一(明薬大S.57卒)